僕が広田に行く理由 副島弘輝

丁度一年前にはじめて行った陸前高田市広田町。自分の中で経験と割り切っていた、広田町での活動。その活動を終えた今でも何故、広田町に足を運び、そして関わり続けたいと思うのか。

広田に呼ばれた

おそらく僕が思うに、広田町に呼ばれた8年間アメリカンフットボールしかしてきていない僕からすれば、広田町は全く縁もゆかりもない場所。ささきくんの紹介で、広田町に通うことになるわけだけど、それは半ば事故的なもの。広田町で活動する資金集めるために営業しようって誘われたのがきっかけだった。直感的にここでやることは営業じゃないなと思い、営業はやらなかったわけだけど、今まで聞いたことも見たこともない場所だったから、面白そうだからやろうって思った


未知なのに安心する

今思うに、知らないのがよかった。何も知らないで飛び込んだからこそ、面白いって思えた。広田町においては知らないことが怖いことにはならなかった。それは関わる人が広田にはたくさんいるからだと思う。一緒に通うSETのメンバーはもちろんのこと、広田にはあったかくて安心できる人がいる。会って間もないのに、またおいでといってくれる、おばあちゃん、おじいちゃん。茶の間にあげてくれて、手作りお菓子や手作りジュースをふるまってくれるおばちゃん。本当にあったかくて安心できる。知らないけど安心する場所、それが広田町である。一見知らないことって、怖かったり心配になったりするけど、広田ではそれがない。

「いちいち」できる

安心していると、何かと気張らなくてすむ。気張らなくてすむと、心に余裕が生まれる。心に余裕が生まれると、都会にいるときに比べて、一つ一つのことに対しての感度が上がる。いい意味で「いちいち」反応できるようになる。食べるものの味であったり、話している人の表情であったり、風の音だったり、きゅうりの形だったり、家の造りだったり、都会で暮らしているときには気にも止めないようなことにいちいち反応できる。僕の中で広田はいちいちしていける余裕がある。忙しい毎日は送りたくない。けど充実した毎日を過ごしたい。そのためには、時々いちいち反応する時間が僕には必要なのだ。空気を読まなすぎるきゅうりの写真を撮る時間が必要なのだ。だから僕は広田に足を運ぶ。

 


広田が呼んだ

けど足を運ぶだけで終わりたくない。何かの理由で広田町が僕を呼んだ。何故、呼んだのはわからないけど、必ず僕を呼んだ理由があると思っている。広田町はこれからの町。広田町でたくさんのことを学んだからこそ、広田町にこれから必ず価値を残すんだ。などと意気込んでるわけ、ではない。
ただ、そんな僕でも(誰でも)、価値を残すことはできると思う。これから僕(みんな)はさらにいろんな経験を積むことによって、できることが増えていくし、自らの力で増やしていく。その中で広田に関わり続け、そのできることを広田町に結びつけて行くことができれば、それが結果的に広田にとっての価値になると思っている。その価値を残せた時、広田が僕を呼んだ理由がわかると思う。

【私の広田THE BEST PICTURE
~はじめて広田の自然に圧倒された@かむろや裏~

 

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