初めて来た大学生を含めて、25人の大学生が長洞のためにできる自分の挑戦はなんなのかを真剣に話し合い、実行するところまでやりました。
1週間の中では町の中にできることを増やすために、体験プログラムとアクションプランと呼ばれるものを行い、全部で6つのアクションをしました。
【体験プログラム】
・ハンカチのうに染
・竹ご飯
・心の窓枠
竹ご飯は、もとはたわいもない話が始まりでした。
町の中で竹を持って、大学生と長洞に住む小学生が「こんなことはできないかな?」「あんなことはできないかな?」」と話していたところに、他の長洞の方から竹でご飯が炊けるぞって言っていただいたのが始まり。
竹でごはんが炊けるということが可能であれば、防災教育にもつながるという話に発展し、チャレンジしてみました!
本番の1週間では、ご飯以外にも蒸した豆腐と鶏肉の料理なども行い、竹の可能性を感じることができました。
始まりは小さなことですが、町の人と大学生の「やりたい」を掛け合わせて「できた」を作り出せたプログラムでした!
【竹を使用した体験プログラムの様子】
うに染では、うにの殻でハンカチの絞り染を行い、大学生や長洞の方々がそれぞれの模様をつけていきました。
うにの殻が余り、捨てられているということを知り、大学生がそれらを使ってなにかできないかと動いたのが始まりです。
【うに染の様子】
【アクションプラン】
・染物ちぎり絵
・火を囲んだ大円会
・長洞の景色の紙芝居
【永洞の景色の紙芝居・当日の様子】
特に、長洞の景色の紙芝居は、町の方から多くの声をいただいたアクションでした
長洞の景色は、町の人は慣れてしまっているけど、外から来た大学生にとってはとても素敵で綺麗なところがいっぱいあります!
この長洞の景色を改めて長洞の人に感じてほしいということで始まったのがこのアクション!
大学生が少ない時間の中で、町の昔の景色や特徴となる景色を精一杯描きました。
その絵を背景に、おもしろく、愉快な紙芝居で長洞の人に伝えました!
「あら、懐かしいわ!」という声や「綺麗なのかもね」という声も聞こえ、私たちの想いが届いたアクションです。
うに染を中心にアクションの成功や失敗に関わらず、アクションに対する長洞の方々の反応は様々で、「ああしたらいい」「こうしたらいい」と新たな話題を長洞に作り出しました!!
最後の報告会では、大学生は涙ながらに長洞への感謝を伝え、町の方からは「ありがとう、これからもよろしく」という大学生への感謝の言葉が自然と生まれ、素敵な場になりました!
プログラム終了時には、「かけがえのない時間になった」や「長洞に愛着が湧いた」などの声を参加者からはもらいました。
6つのアクションを通して、大学生は「やりたい」を「できた」に変える達成感と長洞への想いが溢れた1週間でした。
1週間では「できる」ことは大きくありませんが、長洞の方や参加した大学生の人生が動き始めたり変わったりした1週間でした。それは最高でしたぁ!!
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