大好きな漁師さん~海の男 大八郎~

こんにちは!

はしかけメンバー(SETの広報)のいっせーです!

今回はChange Maker Study Programでスタッフをしているときにお世話になった大好きな漁師さん、「大八郎」さんについて書かせていただきました。

【三陸一の船乗り】と噂のこのお方の日常の一部をご紹介!ぜひ読んでみてください。

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「ゔぉおおおおおおおいい」

電話をかけると第一声。

初めは怖かったこの雄叫びも、
今では安心感、そして愛おしささえ感じる。

大八郎さんは陸前高田市広田町、大船渡市などで、活躍している漁師さん。昔はマグロ漁で世界を回っていたこともあるそうです。

現在、広田町ではカゴ網漁でドンコやタコ、つぶ貝などをメインに様々な魚を取っています。

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午前四時、真っ暗な中、広田から出船。

スマホとパソコンは全くわからないといつも言っているが、船の機械はお手のもの。慣れた手付きで操作し、

機械と経験を頼りに、暗闇の中を迷うことなく船を走らせ、カゴの位置に到着。

そして着いて早々、作業は開始。太陽はまだ出ていない。

73歳とは思えない怪力と素早さで次々とカゴを海から引き上げ、魚を回収。

この日は大八さんお得意のドンコが大漁でした。

中には大きなタコも。

自慢げにタコを持ち上げたかと思うと、

絡みつくタコと素手で戦い、生きたまま内蔵を手でもぎ取った…!!

海の男、強い!!笑

その光景に見とれていると突然、

「タコの心臓食ったことあるか?」と。

ありませんと答えると

大胆に切られたタコの心臓をそのまま

「食ってみろ」と。笑

得体のしれないものを食べさせられて、初めはビクビクしてたけど、

ミルキーで歯ごたえがあって、海水でちょうどいい塩加減。やみつきになる美味しさでした。

タコの心臓は漁師だけが知る食べ物だそうです。

そんなやりとりをしている間にも大八さんは着々と仕事を進め、ひと仕事が終わりです。

朝から何も食べずに働きっぱなし。お腹空かないのかと聞くと、疲れた頃に採れたて新鮮なドンコを食べるのが最高なのだといいます。

私がお腹をすかしていたらどんこ汁を作ってくれました。

1杯につきどんこ1匹。なんという贅沢…!!

久しぶりにほっぺが落ちました。船の上で全身に染み渡るドンコの美味しさを堪能。とろけそうでした。

味付けは一切なし。それなのにどうしてこんなに美味しいのかと聞くと、

「海水と魚の旨味が最高のスパイスになるのだ」という。

一生忘れられない船の上の男飯でした。

食べたあとは神経締め作業。細長い針のようなものを使って一匹ずつ素早くかつ丁寧に締めていきます。

神経締めをするかしないかで、魚が東京につく頃の鮮度が全然違うそうです。

どれくらい変わるのかと聞くと、

「20代のおなごと60代のおなごくれえちげぇぞ。ガッハッハッハ!!」

とのことでした。笑

意外と簡単そうに見えたので、僕と風雅さんも練習させていただきましたが、見てたより遥かに難しく時間もかかってしまいました…。

※風雅さんは漁師を目指すために去年から陸前高田に移住している方で、大八郎さんにとっては娘のような弟子のような存在らしいです。笑

神経締めがひと通り終わると、

そのまま家に戻り出荷作業。

この日は大漁で、奥さんに沢山取ってきたねぇと苦笑されてました。笑

このお魚たちは都心を中心に店舗を構える四十八漁場という居酒屋さんに直送されているそうです。

私もこのドンコたちがどのようにお店で出てくるのか知りたくて、後日行ってみました!

ドンコいました!笑

神経締めの効果もあって、東京に来ても鮮度抜群でした!

四十ハ漁場ではドンコは名物料理。からあげ、なめろう、煮付けなど船の上とはまた違った味わいが、これまた絶品で、、、

幸せでした~

ちなみに帰りお会計しようとしたら、店長さんに

「お金はいらないよ、今回は大ちゃんの奢り」と言われ、

!?!?!?

事前に電話で、

「いっせーがきたら俺の奢りだからたらふく食わせてやれ」

と手を回していたようです。

かっこよすぎかぁぁああ!!

そんなこんなで、私は胃袋も心もガッチリ掴まれてしまいました。笑

陸前高田市広田町は本当に素敵な人ばかり。

そして、海産物がめちゃめちゃ美味しいです!

次回は広田町の海の幸について書こうと思っているのでお楽しみに!!

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著者 : 一成(現 はしかけメンバー、社会人メンバー)

経歴 : 元CMSPスタッフ 41期泊地区担当

※インタビュー内容は1月のものです。ドンコの旬は冬になります。

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