民泊修学旅行で陸前高田市をこの秋訪れる、
神奈川県立瀬谷高等学校の高校2年生の皆さんを対象に、
民泊事前研修を実施しました!
3回目の研修となる今回は、
認定NPO法人かながわ311ネットワークから専門家の方を招いて、
SETの学生メンバー4人と共に、
避難所脱出ゲーム、通称HUGを行いました。
HUGとは、
居住地周辺で大規模災害が起こり、近所に設置された避難所の運営委員の一人に自分が任命されたことを想定して、
様々な事情を抱えて避難所にやって来る避難者一人一人への対応、避難所に起こるトラブルの処理などを、制限時間の中でやりきるというものです。
今回の研修の目的は、
①大規模災害の現場と課題にHUGを通して触れ、高校生一人一人の災害への意識を高めること、
②普段の関係性を超えて、班のメンバーと共に話し合い考える場を体験してもらうこと
でした。
研修の最後に生徒の皆さんが、
「想像以上に一人一人が持つ課題が大きく、対応に苦労した。」
「班でそれぞれの家族に一つの結論を出すのが難しかった。」
「高校生にもできることはあるんだ!」
と、頭と心で感じた想いを口にしてくれており、
10月の民泊本番をさらに身近に感じることができる時間になりました!
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著者:小松原一輝(社会人メンバー)
経歴:元CMSP31期(喜多地区)、37期(大陽地区)、47期(喜多地区)スタッフ、元はしかけメンバー
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