SETでは今年度、交流人口の増加が広田町にもたらした価値の可視化を目的として「外部の若者と住民の交流がもたらす価値向上と経済的価値向上の高度な両立を行うための調査事業」を行っています。
背景としては、
・多数の若者の活動人口を地域に誘致しているものの、その価値が町内においても共有されきれていないこと
・外部からの多くのお金が地域外に流出していることで真に持続可能な形の町に今のままではなり得ないこと
という課題への取り組みをすることにあります。
調査事業では、上半期に広田町の町民および交流事業に携わってきた若者向けにアンケート調査を実施し、その結果をもとに 『広田町内外の交流に関するアンケート調査報告書「交流」にはどんな価値があったのか?』を作成しました。
主に住民の幸福度、社会関係資本(ソーシャルキャピタル)、社会貢献意欲(ソーシャルバリュー)の観点からの調査です。
withコロナ時代で対面での交流が非常に限定的になっておりますが、「交流」の意味や意義を改めて考えいただけるような報告書になったかと思います。
本調査報告書はSETの交流の価値とは何なのかを明らかにするとともに、今後の展望を紹介するものです。